今から100年以上前、多くの人びとが移民として南米大陸へとわたりました。半田知雄(1906〜1996)もまた、子供のころブラジルにわたった移民のひとりです。彼は生涯を通じて、「日系ブラジル社会」について考えつづけ、画家・知識人として、多くの作品を残しました。本書では、半田の芸術・思想を手がかりとして、移民たちが自らをどのように語り、歴史として残そうとしてきたのかが論じられています。
じつは高知県も、そんな移民たちの故郷のひとつ。故郷を遠く離れた彼らが生きていたのは、一体どんな社会だったのでしょうか。著者のフェリッペ・モッタさんをお招きし、お話をうかがいます。
語り手:フェリッペ・モッタ
1985年ブラジル・サンパウロ市生まれ。博士(文学)。京都外国語大学外国語学部ブラジルポルトガル語学科講師。専門分野は、日系ブラジル移民史。
聞き手:村中大樹
NPO法人地域文化計画/大阪大学文学研究科博士後期課程在籍。専門分野は、歴史学(移民研究)。高知から南米への移民を研究している。
◎日 程:【台風のため日程変更】2024年9月5日(木)19:00時〜
◎場 所:十月(じゅうがつ) 高知市越前町2-7-6
◎参加費:500円(ドリンク代)
◎参加希望の方は こちらのフォーム、もしくはメール・店頭にてお申し込み下さい。